こんにちは。HSP(Highly Sensitive Person)の特性を持つ方は、日常のちょっとした刺激やストレスに敏感で、他の人よりも疲れやすいことが多いですよね。もし、あなたが最近「なんだかしんどいな…」「心も体も疲れているかも」と感じていたら、少し立ち止まって、自分自身を労わる時間を作ってみましょう。
今回は、HSPの方が疲れを感じたときに意識してほしい9つのケア方法をご紹介します。
1. 自分の限界を認め、無理をしない
HSPの人は感覚が鋭く、他人の感情や環境の変化にも敏感です。そのため、気づかないうちに疲れがたまってしまうことがあります。まずは、自分のエネルギーの限界を認めること。無理をせず、心身が「ちょっと休もうよ」と訴えているサインに気づいてあげることが大切です。
感覚的な刺激に対して非常に敏感です。音、光、匂い、人の感情など、自分の苦手を理解することで、それを活かした生活を送るように心がければ、なんとも心地の良い時間が待っています。例えば好きな音楽をかけたり、鳥のさえずりが聞こえる緑が多いところに足を運んだり。苦手な匂いからは離れ、好みのアロマを楽しんでみたり。自分の心落ち着く環境を整えることは楽に生きる近道になると思います。
2. 休息の重要性
疲れを感じたときは、少しでもいいので静かな場所で休息を取りましょう。たとえ短い時間でも、一人でリラックスできる場所に身を置くことで、心と体の回復を促すことができます。深呼吸や瞑想も、即効性のあるリフレッシュ方法としておすすめです。
3. 一人の時間を確保する
HSPの人は周囲の刺激に敏感なので、他人と一緒にいることでエネルギーを消耗しやすいです。私自身もHSPという言葉すら知らなかった頃は『なぜこんなにも、疲れるのだろう… なぜみんな元気でいられるのだろう。』と他の人と自分を比べ、劣等感を抱いていました。周囲の人の雰囲気を感じとり。気を使い疲弊してしまった…そんな時は、無理をせず一人の時間を持ちましょう。一人で過ごすことで、心のリセットができ、エネルギーを取り戻すことができます。
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4. リフレッシュできる活動を取り入れる
心が疲れているときには、自分を癒す活動を意識的に取り入れましょう。例えば、好きな音楽を聴いたり、自然の中で散歩をしたり、アロマの香りでリラックスするなど、自分にとって「心地よい」と感じられるものを見つけて、日常に取り入れてみてください。
朝日を浴びながらのヨガもおすすめです。呼吸を意識してゆっくりと体を動かしてみましょう。
5.「NO」と言える勇気を持つ
人付き合いや仕事の依頼などで無理をしてしまうことが多いHSPの方も少なくありません。しかし、自分の限界を超えて負担を感じることは避けましょう。時には「NO」と言える勇気、嫌われる勇気を持つことも大切です。自分を守るための優しさを、自分に向けてあげてください。
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6. 食事と睡眠を大切に
心と体のバランスを整えるには、食事と睡眠が欠かせません。疲れているときこそ、バランスの取れた食事や質の良い睡眠を心がけることで、心身の回復力を高めることができます。たとえ忙しくても、これらは疎かにしないように意識してみてくださいね。
私自身、疲れが溜まってくると無性にカップラーメンが食べたくなったりします。食べたときは満足するのですが、食後の(沢山の添加物の摂取による)どんより感がすごいです。この『カップラーメンが食べたい』という身体からのサインに気づくことから始まり、食べたくなった時には心と体に負担がかかっているから、休息が必要である。と意識的に自分を休ませてあげることができるようになってきました。私は気持ちが窮屈にならない範囲でできるだけ!のゆる~い無添加生活を行っています。
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7. 自分を責めない
「他の人と比べて、なんでこんなに疲れやすいんだろう…」と感じることがあるかもしれませんが、HSPは特性であって、弱さではありません。他人と比較するのではなく、自分のペースで、自分に優しく接することが大切です。自分の良いところや成功体験を振り返り、ポジティブな自己評価を持つよう心がけましょう。日記をつけて、自分の感情や思いを整理するのも効果的のようです。
8. 感情をため込まない
HSPの方は感情が深く、ため込んでしまいがちです。しかし、感情を外に出すことも重要です。長年ため込み型で生きてきましたが、少しずつこまめに感情を吐き出すことを意識的に習慣づけて行きました。今では驚くべき変化遂げ、日々の生活での不安や不満・心配事、が著しく減りました。信頼できる家族や友人に話したりすることも難しい場合、日記に自分の気持ちを書き出すことでも、少しずつ心の中の重荷を軽くすることができると思います。ぜひ挑戦してみてください。
9. 身近な人に理解を求める
家族や親しい友人に、自分がHSPであることを理解してもらうことも大切です。HSP特有の疲れやすさや感受性の高さを知ってもらうことで、サポートを得やすくなりますし、無理をしてしまうことも減らせるでしょう。
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疲れたときこそ、自分を大切に
疲れを感じたら、無理をせず自分の体と心に耳を傾けてくださいね。私自身も、HSPの特性を持つ一人として、日々の生活の中でエネルギーを調整しながら、時には自分に優しさを向けることを意識しています。
あなたも、今日からぜひ「自分を労わる時間」を取り入れてみてください。少しずつ、心と体が元気を取り戻していくのを感じられると思います。
それでは、またお会いしましょう!